二律背反的な考え方から抜け出す

資本家に儲けを回すべきか、労働者に分配すべきか。いっけん有意義な議論なのだが、この議論から解決策は生まれないだろう。何が枯渇しているのかを分析して、どう回復すべきかを探るべきだ。株を上げるのに有利だとされているリストラは実際に経営状態を改善しないという「ファクトベース」の記事をもとに分析する。